NPO法人 Serenity 〜自死遺族への差別偏見を失くす〜
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田口まゆ(たぐちまゆ)

心理学、人間関係学を学びながら、2000年ころから依存症問題の自助グループに関わる。
自死遺族当事者として社会からの差別偏見を受けた経験から2011年4月に自死遺族に対する差別偏見をなくすためにNPO法人Serenity(セレニティ)を設立。
代表兼自死遺族当事者として各地で講演活動や月に一回都内で「死の差別偏見について語る」という分かち合いの会を開催している。

【メディア】
NHK「日本の、これから」「おはよう日本」、週間女性、佛教タイムス、「自殺を防ぐためのいくつかの手がかり〜未遂者の声と対策の現場から」渋井哲也著河出書房新社

【講演実績】
宇都宮大学、駒澤大学リビングライブラリー、獨協大学ヒューマンライブラリー、東海大学、八王子合同法律事務所、反貧困世直し集会、door〜心のドアを開けよう、その他

【講演お申込みはこちらまでどうぞ宜しくお願い致します→info@serenity-n.com】

【掲載記事】

●佛教タイムス(2011.6.11)

『死を語るNPOセレニティを設立』

「死」をめぐる差別偏見を失くそうと、NPO法人セレニティ(平安の意)が先頃設立された。自死遺族で代表の田口まゆさんは、死生観などについて話し合う集うを毎月第三土曜日、都内で開催。宗教者にも参加を呼び掛けている。
田口さんは中学1年生のとき、父親を自死で亡くした。地方の小地域の出来事として町中の知るところとなり、自死への理解がなかった担任教師は田口さんにクラスメイトの前で謝罪することを強要した。田口さんは「大好きだった父」を失った悲しみだけではなく、自死への差別偏見にも苦しめられることになった。
後年、自死遺族の分かち合いの集いに参加。その経験から「周囲には病死にしていたり、まだ生きていることにしていることにしていたりする遺族も少なくありません。同じ死なのに、自死だけ違う・・・自死も同じひとつの死として受け止めて欲しい」と訴える。
グリーフ(悲嘆)ケアで重要なことは、故人の「思い出を語ること」。しかし、差別偏見から「お父さんのことを語れなくなった。私の時間はそこで止まってしまいました」。先祖の悪因縁を説く宗教者にも悩まされたという。
「自殺は防げる」という社会的な理解が進む一方で、「『では、防げなかったのは私たちが悪いのか』と傷つく遺族もいます。必死で心配していても防げないこともあります。防止活動の文脈だけで自死が語られることも懸念している。そこで「自死・自死遺族問題」についての講演活動も開始。賛同者を募集している。

●週間女性(2011・6・21)「震災自殺クライシス」

『自死遺族は語る「自分たちの思いを伝え、分かち合う場所が必要です」』

田口さんは、13歳のときに父親を自殺で失ってから、差別偏見に苦しんできた。「佛教では自死は許されない行為。特別な先祖供養が必要だと高額を要求されたり、戒名に自殺を意味する漢字が使われたりしました」宗教者からの差別は今でも根強いというが、ほかの遺族も聞いてあきれたというのが教師からの差別だ。「中1のときに担任に教室の前に立たされて、父親の自殺で騒ぎになったことについて謝れって言われたんです。2年前にその担任に問いただしてみたら、覚えてもいなかった。私はずっと苦しんできたのに。」このときの怒りが活動の原動力になっている。
セレニティは啓発活動のほかに、月に1度分かち合いの集会を開いている。自らの差別体験をそこで話してみたところ、共感してもらえた。「死に方で差別されるのはおかしいんだ、と自信を持って言えるようになりました」
団体のテーマは「ゆるくつながる」。何かあったらここに帰ってこようと思える場所を、遺族たちは求めている。
「今回の被災地は、土地柄、血縁関係が濃いから、互いに助け合あえる半面、縛りにもなる。やはりゆるいつながりというのがいいと思いますね」

【講演お申込みはこちらまでどうぞ宜しくお願い致します→info@serenity-n.com】

【公式サイト】
田口まゆ公式サイト - 誰もが置きざりにされない社会に
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